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CASE13求人募集技能実習/特定技能
知り合いの会社から「今の内」と言われ、できるだけ安い労働力として外国人技能実習制度を利用したい。
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CASE11求人募集技能実習/特定技能
大手企業との取引拡大に伴って雇用も拡大したい。
外国人雇用をどのように進めればいいのか -
CASE12求人募集技能実習/特定技能労務問題
宗教的なことや文化の違いがわからないので外国人採用でどんな環境を整えればいいかわからない
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CASE07技能実習/特定技能労務問題
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CASE03在留資格技能実習/特定技能労務問題
外国人技能実習生たちから
「私たちの在留期限が終わっています」と相談されました。
監理団体の対応に疑問が出てきました。 -
CASE01在留資格求人募集技能実習/特定技能
現場で高齢化が進み、求人が思うようにいかない。
そのため、日本人に拘らず外国人材を採用したい。
CASE
初めて技能実習生を受け入れる企業様より、日常生活での注意点に関する質問をいただきました
当センターへ初めて外国人技能実習生を受け入れられる企業様から「日常生活面で何か気をつけるところはないか」とご相談を受け付けました。意図としては「日本で生活していたら当たり前に知っていることだから気がつかない注意点」をお尋ねでした。
P社ご担当者様
天満
今後ともよろしくお願いいたします。
そうですね、何か文化的な違いで気をつけることとか、そういったことですか?
P社ご担当者様
あぁ、それもそうなんですがもっと身近な話と言いますか、こんなところにギャップがあるんだ!みたいなことです。
天満
当たり前だと思っていて指摘しないようなこと、ということですかね?
P社ご担当者様
そういうことです!
天満
そうですね~。
代表的なものをご紹介しますと、寮での「油の処理方法」などは指導しておく必要がありますね。
P社ご担当者様
油ですか
天満
そうです。
これは日本人でも若者はやってしまいがちなので外国人技能実習生に限ったことではないのですが、油料理をした後そのまま流さないことというのは教えておく必要がありますね。
P社ご担当者様
あ~なるほど
天満
詰まってしまうとやはり無駄なコストになってしまいますから。
特にアパートや集合住宅の場合は他の居住者や家主さんに迷惑をかけてしまうことになりかねませんし。
P社ご担当者様
そうですね、確かに。
そういうのをもっと知りたいです。
天満
他には、同じように周囲の居住者や家主さんへの配慮という面で、住居の衛生面についても教えていただくといいかと思います。
P社ご担当者様
具体的には?
天満
肉類をラップ無しで保存する、タッパーを使わずに保存するといった技能実習生を見かけることがありますので教えてあげるといいかと思います。
P社ご担当者様
どういうことでしょうか?
保存方法を知らない技能実習生が多いのでしょうか?
天満
多いわけではないのですが、日本でも社会に出て間もない若者が調理器具の使い方を何も知らなかったりすることがありますよね。あのようなイメージで、食品の保存に関する知識がない技能実習生は過去いました。
P社ご担当者様
なるほど。
ただ、それは早く悪くなるというだけではないですか?
天満
いえ、やはりそれが日常となると臭気、虫が湧く原因になります。
共生する虫にそれほど嫌悪感を示さず、そういうものだと認識する技能実習生もおりますので悪気なくそういう事態になることはあり得ることなんですね。
P社ご担当者様
そうなんですね。
天満
そうすると隣人や家主さんからのクレームにつながったり、退去時の原状回復費が嵩む原因にもなります。
P社ご担当者様
なるほど、そういうことですか。
天満
ええ。
ですので衛生的なことに関して教えていただくとよいかなと。
P社ご担当者様
よくわかりました。ありがとうございます。
天満
いえいえ。
P社ご担当者様
他にはありますか?
天満
そうですね。
これは技能実習生に限ったことではないのですが、交通手段として必ず自転車は使いますのでルールをしっかり伝えておかないといけませんね。
P社ご担当者様
ここのところ厳しくなっているようですね。
天満
ええ。
自転車に関しては日本人もわかっていない人も見受けられますが「二人乗り」「ながら運転」、「傘さし運転」、「歩道運転」など禁止事項は伝えておく必要があります。
ながら運転も罰則がつくことになりますし、お互いのために「日本でのルールはこうだよ」と伝えておく必要があります。
P社ご担当者様
なるほど。
最近できた法律に関しては私たちも勉強しておく必要がありますね。
天満
そうですね。
ただ、新しいルールだけではなく、子どもの頃から染みついた感覚そのものが結構違うこともあります。
例えば、中には自転車に鍵をかける習慣が無い技能実習生もおりますので「自転車はあなたの所有物として大切にする」というところから教えていただくといいかなと思います。
P社ご担当者様
えっそうなんですね。
わかりました。
天満
関連しますが、御社の場合は自転車と電車を使って通勤することも想定されるかと思います。駐輪ルールなども指導しておくべきことだと思います。
日本では放置自転車の撤去は結構厳しく取り締まられますので。
P社ご担当者様
ありがとうございます。
こういったことをもっと知りたいです。
他には何かありますか?
天満
訪問販売への対応や郵便物の対応などは指導が必要なことだと思います。
例えば、水道料金や電気料金の払込票などが届きますよね。
これは入国後講習でも教える項目ではありますが、改めて
「無視してもよいものといけないもの」「よくわからないものが届いた時は相談すること」を伝えておくことは大切です。
初めのうちは郵便物を会社でチェックしてあげるのも良いと思います。
P社ご担当者様
なるほど確かにそうですね。
他にはありますか?
天満
思いつくものはそれくらいですが、まだたくさんあるかと思います。
私たちが「初めて社会に出た時」わからなかったことを思い出したりすると何か出てくるかもしれませんね。
P社ご担当者様
そうですね。
ありがとうございます。色々考えてみます。
その後も引き続き、P社様は私たちに受け入れの注意点をたくさん質問してくださり、
独自で日常生活の指導マニュアルを作成した上で技能実習生受け入れに臨まれました。
昨今はネット上に同郷のコミュニティがあることで技能実習生も情報を多く得ることができますが、
こうした細かい点は地域によって多少違いがあるものも多いので
受入企業が率先してマニュアルをつくることはとても素晴らしいことと言えます。
トラブルは未然に防ぐことが大切ですので
これから外国人技能実習生を受け入れられる企業様、
検討されている企業様は当センターにご相談ください。
ということでこれからよろしくお願いいたします。
私自身、外国人との関わりをあまり経験してこなかったものですから、何か注意点とかあれば聞いておきたいです。